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画期的チーム:1872年のスコットランド       

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日本のスターはセルティックで成功できるのか? (1)

中村俊輔    

フットボールカルチャー > プレーヤー特集 > 中村俊輔 パート1

スペイン移籍を目指してセルティックへ
8月6日のダンディー・ユナイテッド(Dundee United)戦でいきなり得点のチャンスを次々と作り出すなど、華々しいスコットランドデビューを飾った日本代表MF中村俊輔。続く13日のファルカーク(Falkirk)戦でも鋭い左からのクロスでFWハートソン(Hartson)のゴールを演出。地元メディアからも高く評価され、新天地で順調なスタートを切った。

グラスゴーにホームを置くセルティック(Celtic)は1888年創立。国内リーグ優勝39回、国内カップ優勝32回を数え、1966−67シーズンにはUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)タイトルも獲っている名門クラブだ。スウェーデン代表FWラーション(Larsson)を擁した2003−04シーズンにはUEFAカップ準優勝。中村が2002−03シーズンから3年間プレーしたイタリア・セリエAのクラブ、レッジーナ(Reggina)とは比較にならない歴史と伝統、規模を誇るのだ。昨季(04−05シーズン)は同じグラスゴーに本拠を置く宿敵レンジャーズ(Rangers)に国内リーグタイトルを譲ったが、セルティックがスコットランドで飛びぬけた存在であることは今季も変わらない。

とはいえ、イタリア・セリエAとスコットランド・プレミアリーグのレベル差は大きい。最新のUEFAランキングでもイタリアの3位に対してスコットランドは10位。*チャンピオンズリーグ出場枠も限られている。それでも中村があえてスコットランド・プレミアリーグを選んだ理由の1つに、セルティックの指揮官ゴードン・ストラカン(Gordon Strachan)の存在がある。かつてストラカンは、スコットランド代表はもちろんのこと、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、リーズ(Leeds United)といったイングランド・プレミアリーグのビッグクラブでプレー。160cmそこそこの小柄な体で卓越したテクニックを持ち、一世を風靡した名選手だった。その男が今夏のコンフェデレーションズカップ(ドイツ)で自分によく似た中村を見て惚れ込み、5億4000万円もの移籍金を投じて獲得に乗り出したのだ。

指揮官の熱烈アプローチに加え、中村が魅力に感じたのは、セルティックに行けばレッジーナでは絶対に出られない欧州カップ戦に出場できる可能性があったこと。欧州レベルの大舞台で活躍し、2006年ドイツワールドカップで名前を売れば、長年の夢である'スペインビッグクラブ移籍’も現実味を帯びてくるという思惑も大いにあったはずだ。

ところが、今季のセルティックはチャンピオンズリーグ予備戦2回戦でスロバキアの弱小クラブ、FCアルトメディア・ブラチスラバ(Artmedia Bratislava)に敗戦。チャンピオンズリーグどころか、UEFAカップの出場権すら獲れなかった。いきなりの誤算だったが、中村はすぐに気を取り直し、スコットランド・プレミアリーグという新たな戦いの場に挑んでいる。

'努力の人’中村俊輔が味わったてきた幾重もの挫折とは?
続きはパート2で

フットボール用語解説
UEFAチャンピオンズリーグ:欧州サッカー連盟が主催する最も権威あるクラブ大会。1955-56シーズンに欧州チャンピオンズカップとしてスタートし、1992年に大会方式と名称が現在の形に変更された。欧州各国内リーグの優勝およびそれに続くクラブが出場資格を与えられる。各国からの参加数は、UEFAの国別ランキングに応じて決定される。予選3回戦を勝ち抜いた32チームが各4チームの8グループに分かれてリーグ戦を行うグループステージへ進み、各グループの1位と2位が決勝トーナメントに進出できる。グループ3位の8チームはUEFAカップ3回戦からの出場へと回り、グループ4位は敗退となる。(参照:uefa.com)

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